ジャパニーズ・着物はどうなのか
着物は絶滅した おそらくどこにも普段着として着物を着ている人はいない。たくさんの人が行き来する映画館でも見たことがない。たくさんの価値観がゆるく同居する映画館ですら着物で通う人はいない。 完全に成人式の女子への「晴れ着」としての役割しかない。それはがない感じである。人生で一回か、結婚式の留め袖くらいの数度着るだけの役割なのだ。 あとは時代劇でしか見ない。 健康着としての着物 着物は帯で留める。洋服はボタンで留める。そして洋服は進化してしまった。ゴムの登場である。ゴムは着心地が良いという事になっているが、フィットしているということは、肌には絶妙に圧力がかかり続けているのと同義である。この微弱ながらも肌に圧力がかかり続けている状態というのは、実は本当は身体に大きな負担なのではないか。 着物は「ふんどし」、そして「帯」である。締め付けは一部あるが、ある程度以上には締まらない。 ゴムの代わりに、紐やタスキ、帯を使う衣服ということである。締め付けへものすごい変わり方を感じる。 暑さへの対処 日本は湿気がすごい。湿気との戦いとも言える。家が隙間風がびゅうびゅう吹くくらいの設計であるし、むしろ寒さを気にしないような文化だ。夏の湿気がこもるようなことを一番嫌うように見受けられる。 着物はスースーしている。締め付けもない。足元は旅である。 かっこうよさ 着物は直線的なデザインであり、ズングリしている日本人の体型をすっと見せてくれる。ほとんど同じ裁断パターンでいい感じに見える。そして生活着としての機能性も十分にある。 着物はもう一度復活するべきではないか? 「かっこういい」というものが、かなり研究されて、はっきり言ってユニクロか無印良品で売っている服を買えば、全て流行ということになる。 同じものを着続けることは、衣服の選択することにコストをかけないということで経済的合理性には非常に合致している。しかし全員で同じ服を着るということは、衣服文化がシュリンクしてしまう。着物文化を少し残しておくこともいいものではないか。